>>>インプラント
>>インプラント治療について
第二の自然な歯を実現するというインプラント治療ですが、どうしてもインプラントでなければいけないというケースというものが少なからずあります。
入れ歯でもいいわけですけど、ここに1本歯があったらいいのに、
ここに歯が生えていたら、両隣の歯はそう悪くならずに済んだのに、
というケースに接します。
また、欠損歯が大分あっても、1本だけでも入れておきますと、入れ歯だけというよりも安定して具合がいいというケースがあります。
お口の中の状態により様々なバリエーションがあり、どのようなケースにでも叶うという状況になっています。
難症例に関しましては、鶴見大学歯学部の付属病院で、インプラントを入れていただき、その後、上の構造物を当院で行うというチームワークを取って行う場合もあります。
費用が大分掛かりますので、予算の上でこの治療を受けて頂くか考えて頂きたいと思います。
まずは、お気軽にご相談を頂きたいと思います。
>>静脈内鎮静法で穏やかな気分で治療する
当院では、インプラント手術に静脈内鎮静法を併用しております。これにより、痛みや手術に際しての不安をやわらげ、安心した治療を受診していただくことができます。 静脈内鎮静法とは、点滴法により精神安定剤を静脈内に投与する方法で、鎮静されている患者さんを安らかな気分にし、更に処置時の痛みなどの不快な記憶も和らげ、患者さんのストレスを軽減し円滑な診療を行ないます。 これにより、治療時間を充分にとることができ一度に多数の歯を処理することが可能となりました。また、来院回数を減少することができます。
>>インプラントのメリット
1. 抜けた部分だけ植立できます。
歯が一本だけ抜けている場合、これまでのブリッジという方法では両隣りの歯を削ります。インプラントは両隣りの歯を削る必要はありません。
2. 咬む力でほかの歯に負担をかけません。
歯が一本以上抜けている場合、ブリッジは残っている歯だけで咬む力を支えなければならず、健康な歯への負担が大きくなります。インプラントにすれば、力が一本ごとに分散されますから健康な歯への負担をさけることができます。
治療前
治療後
3.従来の入れ歯のようにガタつきがありません。
治療前
治療後
4.自然な歯に近い美しさが得られます。
天然歯に近い咬む力を持たせるために研究されたインプラントには、個人差のある歯の色も合わせることができますから、自然な美しさが得られます。
>>インプラント治療の流れ
1.診査と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢がありますが、当院ではCTスキャンを用い、撮影した数百枚の連続画像を処理し、患者さまの骨格を立体的に再現。その情報を基にインプラント埋入位置のシュミレーションを行い、手術模型を作成します。正確な診断と緻密な治療計画が可能になりました。
2.一次手術
アゴの骨にインプラントを埋め込みます。
3.治療期間
一次手術後、1.5ヵ月〜5ヵ月の治療期間をおくことでインプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。この期間、仮の歯を使用できる場合もあります。
4.二次手術
歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。この状態で、歯ぐきが治るまで1〜3週間おきます。
5.人工の歯の作製と装備
歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。形や色などは患者さまに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
6.メインテナンス
インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また2ヵ月〜半年に1回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。