飯山しもじま歯科 | いびき相談

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>>大きないびきや、いびきが時々止まる場合は

 いびきは、ひと昔前には病気と扱われず、健康の証明だ、などとさえいわれていました。
 普段はかかないのに、疲れている時やアルコールを飲んだ時に、いびきをかく程度であれば気にすることはありません。
 しかし、大きないびきや、いびきが時々止まる場合は、注意が必要です。
後者を「睡眠時無呼吸症候群」といい、睡眠中に呼吸が数十秒止まる発作を何回も繰り返しているのです。
この息をしていない動作を起きている日中に数十秒間やってみて下さい。
いかに苦しく、心臓や脳血管に負担がかかるかすぐにわかることでしょう。
これが体を休めるはずの睡眠中に何回もしているとすれば・・・。


>>スリープスプリントの良い点は

 睡眠不足になることはもちろん、将来の心臓発作による突然死や脳血管障害の原因になる可能性も多いにあるといわれています。
もしこの「大きないびきが突然止まって、数十秒以上静かになり、また大きないびきが始まる・・・」ようであれば、内科にいってすぐに検査が必要です。
睡眠中の呼吸状態を調べる検査ですから、できれば一泊入院設備があるところが望ましいと思います。
また、自宅で簡単なキカイを装着してもらい計測する簡便法もあります。
 その結果、いびき無呼吸の状態が重度であれば

1)鼻マスク法(nasal CPAP ノーザル シーパップ)
2)外科手術
 軽度~中程度であれば歯科で作るスリープスプリントがよいと思います。
それは呼吸器内科の先生に判断は委ねております。

 スリープスプリントの良い点としては、何より装置が簡便で、装着時に違和感が少ないことにより、旅行先に持参してのいびき抑止にも使えます。
またリスクを伴う外科手術も必要ないので、極端にいえば、効果が実感できなければはずしてしまえばよい訳です。
 体を傷つけることがなく、薬物療法のような副作用の心配もありません。
いびき治療のファーストチョイスと考える先生も少なくないのはこうした理由によるものです。


  体験例: 私は大学生の頃からいびきがひどく、朝スッキリ目覚めることがありませんでした。
またクラブの合宿などでは、私のいびきで先輩方が眠れないため、別室に追いやられたのはまだ良い方で、押し入れに押し込まれる日もありました。
そんなある日、友人と旅行にいった時に無呼吸を指摘されたのです。
 そして現在、横浜呼吸器クリニックに通院しており、年2回ほど一泊入院検査をして、その結果によりCPAPと自作のスリープスプリントを適宜使用しております。
 そのおかげで日中眠くなることもなくなり、快適な安眠ライフを獲得しております。また旅行先でも妻や友人に嫌な顔をされることがなくなり、とても幸せです。


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